2013-11-04

外出時のモバイル・ルータとしてiPhone 5s(iOS 7)をテザリング設定、パソコンをネット接続してみました!

テザリングとは、iPhoneなどのスマートフォンをWi-FiルータとしてPC、Macそしてゲーム機などをインターネットに接続することが出来る機能です。このテザリング機能を使うことで、外出時などでネット環境がないシチュエーションでも、スマートフォンが通信できる環境であれば、PCなどのデバイスをインターネットに接続できてしまう便利機能です。

iPhone 5s、キャリアはソフトバンクのもので試しました。iPhone 5cやiOS 7をインストールしたデバイスであれば同様にテザリング設定を行なうことで、テザリング機能を利用できますね。但し、ソフトバンクの場合は、事前に「テザリングオプション」へ加入されていることが必要です。また、毎月のパケットでのデータ量の上限(7Gバイト)を超えると通信速度が送受信時最大128Kbpsに低速化されてしまうので注意しましょう(「テザリングオプション | モバイル | ソフトバンク」参照)。



iPhoneのテザリング設定


  1. ホーム画面の「設定」 > 「一般」


  2. 「インターネット共有」をタップ、インターネット共有をオン
  3. 「インターネット共有」メニューをタップします。インターネット共有設定ページで「インターネット共有」をオンにします。「”Wi-Fi”のパスワード」をタップします。


  4. Wi-Fiのパスワード設定
  5. 「”Wi-Fi”のパスワード」設定ページに遷移したら、表示されているパスワードでもいいのですが、憶えにくいので好きなパスワードを設定しましょう。半角英数8文字以上の桁数で設定できます。このパスワードはPC、Mac、ゲーム機などのデバイスで接続する際のパスワードです。



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Mac、PCを実際に接続してみる


  • Macでアクセスポイント検索
  • Wi-Fiのアクセスポイントを表示します。iPhoneのネットワーク名を探します。下図の場合は「iPhone5s」です。iPhoneのアクセスポイント名をクリックします。
    今回試したMacはMac mini、OSはOS X 10.9 Mavericksです。


    iPhoneのテザリング設定時に登録した「”Wi-Fi”のパスワード」を入力して、「接続」をクリックします。


    「”Wi-Fi”のパスワード」を入力してアクセスポイントに正常に接続すると、下図のように接続確認できます。今回の場合は接続ポイント名は「iPhone5s」です。


    テザリング接続されるとiPhone側の画面上に下図のように「インターネット共有:1台接続中」というようなメッセージが表示されます。


  • PCでアクセスポイント検索
  • まずはワイヤレス接続「iPhone5s」のアクセスポイントを探して、見つかったらクリックします。タイムラグがあったりするので、すぐには表示されない場合があります。
    今回試したPCのOSはWindows7です。


    アクセスポイント、今回の場合は「iPhone5s」をクリックすると、下図のように「接続」ボタンが表示されます。「接続」ボタンをクリックしましょう。


    iPhoneのテザリング設定時に登録した「”Wi-Fi”のパスワード」を「セキュリティキー」欄に入力して、「OK」ボタンをクリックします。


    「”Wi-Fi”のパスワード」を入力してアクセスポイントに正常に接続すると、下図のように接続確認できます。今回の場合は接続ポイント名は「iPhone5s」です。


    テザリング接続されるとiPhone側の画面上に下図のように「インターネット共有:1台接続中」というようなメッセージが表示されます。

Macの場合はすぐに上手くいったのですが、PC(Vaio Z:Windows 7)の場合はそもそもアクセスポイント(今回の場合は「iPhone5s」としました)自体がパソコン側に表示されなかったり、表示されたと思ったら「制限付きアクセス」表示での接続状態になってしまいました。PCを再起動、iPhone側のWi-Fi接続をオン・オフ、インターネット共有をオン・オフを行なうなどで対処しました。「制限付きアクセス」表示についてはワイアレスモードを切り替えることで今回は回避できました。


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