2013-11-01

「Googleキーワードプランナー」はプランナー、マーケッターの方だけに使わせておくのはもったいないですよ!

Google トレンド」やYahoo!JAPAN の「Yahoo!検索データ」を頼りにコンテンツマーケティング業務をこなしている方も多いでしょう。また、ブログのネタ探しに活用している方もいらっしゃることでしょう。旬のワード や急上昇中のワードなど、今流行っている(検索されている)語句のトレンドを調べるツールの代表と言っていいですよね。それにもうひとつ、Googleの「キーワードプランナー」。これらのツールは、きっとマーケターやプランナーさんが日々使っていることでしょう。


「Googleキーワードプランナー」はキーワードの月間検索数や関連語句を幅広くチェックできます。Googleトレンドが時系列の推移や複数のキーワードの比較ができるのに対し、Googleキーワードプランナーはキーワードの検索ボリュームと関連語句を知るのに役立ちます。



◆Google トレンド


◆Yahoo!検索データ


Googleの「キーワードプランナー」は2013年7月に「キーワードツール」サービス終了ということで、その後継サービスと言えます。ただ、「キーワードツール」がアカウント無しで誰でも使えたのに、「キーワードプランナー」はAdWordsアカウント取得者へのサービスとなっています。
AdWordsアカウントと言っても取得費用は一切掛からないので、この際取得しちゃいましょう。AdWordsアカウントを取得したからといって広告出稿する必要はありません。「キーワードプランナー」を使うのにAdWordsにログインしなければならないだけで、アカウントさえあればガンガン使っていいわけです。
で、その利用手順とその利用法についてです。


AdWordsにログイン


サービスを利用するには、まずAdWorsのアカウントを取得する必要があります。画面中央の下にある「お申込みはこちら」をクリックします。


Googleアカウントに登録してあるメールアドレス、パスワードを用意して手続きを行ないましょう。手順に従って「Googleアカウントの作成」→「タイムゾーンと通貨の設定」→「アカウントを確認」を行ないます。




AdWordsにログイン、「キーワードプランナー」ページへ


アカウントができたら、AdWordsにログインします。メニューバーの「ツールと分析」をクリックしてプルダウンメニューから「キーワードプランナー」をクリックします。


キーワードプランナーのページでは、オプション選択のメニューが表示されます。


【オプション選択メニュー】
  • 新しいキーワードと広告グループの候補を検索
  • 検索したいキーワードを「宣伝する商品やサービス」欄にに入力します。複数キーワード入力を指定するには、「,」(カンマ)でワードを区切ります。検索語の傾向を知りたいだけであれば、「リンク先ページ」や「商品カテゴリ」を入れる必要はありません。必要に応じて「ターゲット設定」「検索カスタマイズ」などを試してみるのもいいですね。
    キーワードの設定が終わったら、左下の「候補を取得」ボタンをクリックします。


    「広告グループ候補」と「キーワード候補」タグのあるページが表示されます。
    どちらも「月間平均検索ボリューム」「競合性」「検索入札単価」「広告インプレッションシェア」についての値が表示されます。グラフのアイコンにカーソルをフォーカスすると該当の候補の「過去12か月間の月間検索ボリューム」をグラフで見ることができます。

    【広告グループ候補】


    【キーワード候補】



  • キーワードの検索ボリュームを取得、またはキーワードを広告グループに分類
  • 指定したキーワードのみの検索ボリュームを知りたいときはこちらを使用します。具体的なキーワードが決まっているのであれば、ノイズのないこちらでの検索がいいです。


  • キーワードのトラフィックの見積もりを取得
  • 指定したキーワードの1日当たりの上限クリック単価、クリック数、広告表示回数、費用をグラフ表示してくれます。



  • キーワードのリストを組み合わせて新しいキーワード候補を取得
  • 複数のキーワードの組み合わせを行なって、新しいキーワード候補を自動表示してくれます。


    例えば、リスト1に「北海道」「沖縄」「石垣島」とそれぞれ改行して入力、リスト2に「豪華リゾート」「ホテル」「ビーチリゾート」と同じように改行して入力します。「見積もりを取得」ボタンをクリックします。すると、以下のように自動でリストの組み合わせを行なってくれます。


プランナーさんやマーケッターさんなら「新しいキーワードと広告グループの候補を検索」機能をスタンダードに使用する中と思います。仕事柄使うのでなければ、自由にいろんなことを試して見ましょう。思いついたキーワードを入力して、あれやこれややってもいいんじゃないでしょうか。新しいアイデアのヒントになるかもしれません。また、一時の楽しみでも、それはそれで意味のあることですよね。

また、ブロガーの方でアクセスアップを考えているなら、各テーマ、タイトルのキーワード検索を行なって、少しでも検索数の多いキーワードを選んで投稿すればアクセスアップに繋がるかもしれませんね。


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