「Screen Capture (by Google)」はGoogle謹製の画面キャプチャアプリです。もちろん、Google Chromeの機能拡張アプリです。ページの一部、見えているところ、そして見えない部分を含めたページ全部とキャプチャすることができます。また、スクリーン全体を対象にした画像を撮ることもできます。
画像に対して文字を入れたり、四角い囲みや隅塗り加工などのちょっとした加工ならブラウザ上で行なうことも可能です。
メニュー等操作環境はすべて英語表記になっています。
インストール
Chrome ウェブストア - Screen Capture (by Google)
記事作成時のバージョン:5.0.6
対応OS:Windows, Linux and Mac
機能
Windows版とMac版で多少機能の違いがあるようです。ChromeのWindows版「Screen Capture」では下記の4項目すべて行なえますが、Mac版では4番目のスクリーン全体の部分キャプチャ機能がないようです。
- Capture Page Region ブラウザ・ページの一部をキャプチャします。キャプチャ指定枠が表示されるので、切り取りたい画像を指定して「OK」ボタンを押せば撮影できます。
- Capture Visible Content ブラウザ・ページの表示されている画面部分をキャプチャします。
- Capture Whole Page ブラウザ・ページのすべて(見えない部分も)をキャプチャします。
- Capture Screen Region スクリーン全体の一部分を選んでキャプチャします。これを指定すると「Drag and Capture(Press Esc to Exit)」メッセージが出て、スクリーン全体の中からマウスでドラッグした部分を切り抜いて撮ることができます。
上記のいずれかのスクリーンショットを撮ると、Chromeの新規タグに撮った画像の「Screen Capture」ページを表示します。ここで画像の加工を行なうことができます。
「Highlight」「Redact」「Text」「Line」の4つの画像処理メニューが表示されます。
- Highlight 「Highlight」は強調したい部分を赤色の四角で囲んで目立たせてくれます。単純に赤色の四角で囲むだけで、色や太さを変えることはできません。「Shitch」を起動して加工するほどでもない程度なら、この「Highlight」機能で済むかもしれません。
- Redact いわゆる墨塗りですね。表示したくない箇所を黒く塗りつぶしてくれます。
- Text 簡単な文字を書くことができます。強調や拡大などできないのでメモ程度でしょうか。
- Line 文章等にアンダーラインを引きたいときに使えます。
画像加工の機能についてはちょっと物足りないですね。ただ、ブラウザ上ですべてが完結するのはいいかも。使用するシチュエーションによっては重宝するかもしれませんね。もう少し機能が強化されれば「Skitch」などのライバルになるかもしれませんね。期待して待ちましょう!
オプション
- Screenshot Quality Settings(画像のフォーマット) 画像のフォーマットはJPEG、PNGの2種類です。オプション設定メニュー「>Screenshot Quality Settings」で形式を選択します。
- Screenshot Save Settings(スクリーンショットの保存設定) デフォルトの保存場所は、Windows版の場合は「ピクチャ」、Mac版は「書類(Documents)」です。任意に指定することができます。「Autosave」にチェックを入れておくことで自動保存することも可能です。
- Shortcut Settingsショットカット設定 Windows版は「Ctrl+Alt+(アルファベット)」、Mac版は。
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