先週iCloud コントロールパネルがバージョンアップ(3.0)されて、ブックマーク同期機能が強化(利用ブラウザがIEのみだったのがWindows版Mozilla Firefox、Google Chromeでも利用)されました。この際、Windows版ブラウザとのブックマーク同期はiCloud コントロールパネルで行なうというのもありですね。この件に関してはまた別の機会に当ブログで取り上げたいと思います。
IE(Internet Explorer)にXmarksがインストールされてない場合は、前に書いたブログ「Xmarks、異なるブラウザ(Firefox、IE、Safari、Chrome)ごとのインストールとセッティング手順」を参考にしてインストールしてみてください。
IE(Internet Explorer)にXmarksがインストールされた状態で、IE側にあるブックマーク情報をiCloudに反映させることを前提に行ないます。その際、IE側のブックマーク情報とiCloud側のブックマーク情報は統合されて保存されます。
iCloud コントロールパネルの設定
設定はとても簡単です。iCloud コントロールパネルのブックマークにチェックを入れるだけです。ちなみにMacのSafariのブックマークを同期・統合するのであれば、Macのシステム環境設定の画面にある「iCloud」を起動してブックマークにチェックを入れることでMacのSafariのブックマークがiCloudに保存されます。
- 「ブックマーク」にチェック iCloud コントロールパネルを起動して、「ブックマーク」にチェックを入れます。
- Internet Explorerにチェックがあることを確認 ブックマークオプション画面が表示されるので、Internet Explorerにチェックがあることを確認して「OK」ボタンをクリックします。
- 「適用」ボタンをクリック iCloud コントロールパネル画面に戻ったら、「適用」ボタンをクリックします。
- 「統合」ボタンをクリック 「ブックマークを統合しますか?」の確認画面が表示されます。この際にiCloudにiPhoneのSafariのブックマークが保存されている場合はそれらのデータと同期して保存されます。
iPhone(iOS端末)側の設定
iPhoneの「設定」→「iCloud」画面の「Safari」(または「ブックマーク」)が「オン」になっていることを確認します。初期設定のままであれば「オン」です。「オフ」の場合は「オン」にしましょう。
これで作業は終了です。Xmarksのブックマーク情報はIEを経由することでiPhoneに同期することになります。ただ、立ち上がっていないとリアルタイムでのブックマーク同期はできません。ましてやIE自体が日ごろメインで使っていないブラウザであった場合は、iPhoneへの同期のためにいちいちIEを立ち上げなければなりません。ただ、そんなに頻繁にブックマークへの追加や変更をしないのであればこれで十分でしょう。
日ごろブックマークをめちゃくちゃ使い倒している場合には、やはりメインで使っているブラウザを中心に他のデバイスやブラウザへのブックマーク同期を考える必要があります。Windowsをメインに使っていて、且つiPhoneを使っていて、iPhoneのSafariも同期したいのであれば、やはり「iCloud Control Panel 3.0 for Windows」の導入を考えた方がいいかもしれませんね。その際は「Xmarks」を諦めることも選択肢になりますね。
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