試しにアクティビティモニタを立ち上げて確認すると、FirefoxのCPU使用率が100%を超えています。そして赤い文字で「Firefox (応答なし)」表示になってしまいます。しばらくすると、レインボーカーソルが解消されて使用できることもあるのですが、ストレス解消のためにも原因を追究したいと思います。
FirefoxのCPU使用率が100%を超え!
しばらくすると…、赤い文字で「Firefox (応答なし)」表示に
ちなみに、Firefoxの使用環境は現時点での最新です。
- OS環境:OS X Mountain Lion v10.8.5
- Firefox:バージョン24.0
Ⅰ.Firefoxをセーフモードで使ってみる
セーフモードでFirefoxを起動するには、optionキー+Firefoxを起動させます。セーフモードでは、CPU リソースを消費する拡張機能とテーマが無効化されます。これで改善が見られるようだったら、次の段階として問題の原因となっているのが、あるいは「ハードウェアアクセラレーション機能」または拡張機能やテーマなのかを見つけることになります。
- セーフモードでFirefox起動 Firefoxをoptionキー+Firefoxでセーフモード起動させます。
- 「セーフモードで起動」をクリック すると、「Firefoxセーフモード」の確認ダイアログが表示されるので、「セーフモードで起動」ボタンをクリックします。
Ⅱ.ハードウェアアクセラレーション機能をオフにして試す
ハードウェアアクセラレーションを利用している場合に、グラフィックカードとドライバの組み合わせによってはFirefoxがクラッシュ、あるいはテキストやオブジェクトの表示に問題が起こることがあるとのことです。
- 「環境設定」をクリック Firefoxを起動して、Firefox ウィンドウ上部の Firefox ボタンをクリック、「環境設定」を選択します。
- 「詳細」をクリック 「環境設定」画面の画面上にあるメニューから「詳細」をクリックします。
- オプション「ハードウェアアクセラレーション機能…」のチェックを外す オプション「ハードウェアアクセラレーション機能を使用する (可能な場合)」のチェックをクリックして外します。
- Firefoxを終了 オプション「ハードウェアアクセラレーション機能…」のチェックを外したら、一度Firefoxを終了させます。
- Firefoxを再起動 Firefoxを終了したら、再度Firefoxを起動します。
ここで問題がなければ、「ハードウェアアクセラレーション機能を使用する (可能な場合)」のチェックを外すことで問題解決しているようなので、次に「グラフィックカードのドライバを更新」するなどの対処を行なうことになります。
問題が発生したので、現在使用している拡張機能かテーマをひとつづつ試すことにします。「ハードウェアアクセラレーション機能を使用する (可能な場合)」はチェックを入れて前の状態に戻します。
Ⅲ.拡張機能、テーマを外して原因を探る
現状の環境で使用している拡張機能、テーマ、プラグインは以下の通りです。
■拡張機能
■テーマ
■プラグイン
なるほど、テーマ、プラグインは問題なさそうですが、拡張機能で入れているものが多いようですね。特に「Greasemonkey」などはメモリを食いそうですね。実際「Greasemonkey」は導入する際もFirefox自体の動作が遅くなるのでどうしようかと思ったアドオンソフトです。この当たりが問題でしょうか。順次試していくことにします。
まずは一番重そうな「Greasemonkey」を外してみることにしました。「Greasemonkey」はGreasemonkey単体では何もしてくれないのですが、スクリプトを組み込むことで複数ページをまとめて表示してくれたり、ボリュームのある際と閲覧時にセクション間移動をコマンドでできるようにしてくれたりする便利ツールです。難点はブラウザの動作が遅くなることです。かなりのCPUへの負荷が想定されるアドオンなのです。
残念ながら「Greasemonkey」を外しただけでは、問題は解消されませんでした。「Greasemonkey」は「有効化」に戻して、次に「Xmarks」を「無効化」してみます。
「Xmarks」を「無効化」したところ、先ほどとは違ってレインボーカーソルも現れません。「アクティビティモニタ」のCPU稼動率を見ても安定した数値を示しています。
「Xmarks」に問題があったことは確かのようです。とりあえず、「Xmarks」を「無効化」して使うことにしました。ただ、「Xmarks」はブックマークを他のPC、Macと同期させるのに使っている重要なツールなので、何らかの対処を考えないといけませんね。
レインボーカーソルが表示したまま操作不能になってしまう現象の犯人探しは、「Xmarks」が犯人だったことが判明しました。ただ、前にも書きましたが、「Xmarks」は他のマシンで使っているブラウザのブックマークを同期させてくれる重要なツールなので、「Xmarks」を何とかしなければなりません…。
■追記:以下の9月27日ブログで「Xmarks」の不具合は解消しました!
Xmarksが原因でMac版Firefoxが固まってしまう場合は関連ファイルを全て削除して再度同期を取れば解決!
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