2012-11-09

Google Analyticsアクセス解析から自分のアクセスを除外する

Google Analyticsをアクセス解析ツールとして利用しているのですが、困ったことに自分のアクセスもカウントされているんですね。プロファイルにフィルタを追加して自分のアクセスをカウントしないように設定しました。
現在のプロファイルはGoogle Analyticsのアカウントを作成した際に自動的に作成されたプロファイルで、フィルタ設定等されていない状態です。デフォルトで設定されたこのプロファイルは、既にGoogle Analyticsを利用し始めて数週間経っています。ここでフィルタ設定の追加を行なうとデータの継続性が得られません。また、なので、新しいプロファイルを作成してそこにフィルタ設定を行なうことにしました。こうしておけばフィルタ設定した新しいプロファイルとデフォルトのプロファイルを比較した分析も行なえます。


●参考サイト

新しいプロファイルを作成

  1. 「+新しいプロファイル」をクリック
  2. Google Analyticsのプロファイル設定画面を開きます。Google Analyticsにログインし、右上の「アナリティクス設定」クリック → 「アカウント管理」画面で該当アカウントをクリック → アカウントの「プロパティ」画面でプロファイルが表示されたら「+新しいプロファイル」をクリックします。


  3. 「+新しいプロファイル」をクリック
  4. プロファイル新規作成の「新しいレポート プロファイル」画面が表示されます。まず、「このプロファイルでトラッキングするデータ」は、管理している HTML のウェブサイトをトラッキングするので「ウェブサイト」を選びます。「プロファイルの設定」のレポート プロファイル名はこのプロファイルが何なのか分かりやすい名前を付けます。今回は「自分からのアクセスを除外」としました。「レポートのタイムゾーン」は当然「日本」を設定ですね。設定を確認して「プロファイルを作成」ボタンをクリックします。


新しいフィルタを作成

  1. 「フィルタ」をクリック
  2. 新しく出来た「自分からのアクセスを除外」プロファイルの設定画面が表示されます。タブメニュー「フィルタ」をクリックしてフィルタ設定の画面を表示させます。


  3. 「+新しいフィルタ」をクリック
  4. フィルタ設定の画面では、まだ何もフィルタ設定されていないので「このレポートのデータはありません。」メッセージが表示されています。新しいフィルタの設定を行なうので、左サイドの「新しいフィルタ」をクリックします。


  5. フィルタ情報を追加、保存
  6. 新しい「フィルタ」設定画面で除外するフィルタ情報を登録します。今回のフィルタ条件は以下のようにします。
      会社のグローバルIPアドレスからのアクセスを全て除外する

    • 「フィルタ名」は複数登録したときに後で確認できるようなネーミングをつけます。今回は会社内からのアクセスを除外したいので「会社からのアクセスを除外する」にしました。
    • 「フィルタの種類」には「既定のフィルタ」と「カスタム フィルタ」があります。「カスタム フィルタ」は細かい設定が可能ですが、初心者は「既定のフィルタ」でいくつか試してみるところからは始めることをお勧めします的なことが参照サイトに書かれていたので、「既定のフィルタ」のラジオボタンをクリックします。
    • 「既定のフィルタ」の文字下にあるプルダウンメニューから「除外」を選択します。「除外」の他に「右のみを含む」がありますが、今回は「除外」です。
    • 真ん中のプルダウンメニューをクリックすると、「traffic from the ISP domain」「IPアドレスからのトラフィック」「サブディレクトリへのトラフィック」「ホスト名へのトラフィック」の4つのメニューが現れます。その中から「IPアドレスからのトラフィック」を選択します。
    • 右側のプルダウンメニューには「等しい」「前方が一致」「最後が一致」「次を含む」の4種類のメニューが表示されます。こちらは「等しい」を選択します。
    • 「IPアドレスからのトラフィック」を選択した時点で、「IPアドレス」登録用の設定枠が4つ表示されるので「.」(ピリオド)で区切られたIPアドレスを入力します。ここでグローバルIPアドレスを設定する理由は会社からの全てのアクセスを除外するためです。単体のPC(自分が利用しているもの)を除外するのであればプライベートIPアドレスを設定することになります。

    • ※IPアドレスが分からない場合は、こちらから調べることができます。
      ※グローバルIPアドレスは固定のものが必要です。固定のものかどうかは、時間を変えて「確認くん」で確認してみましょう。値が可変するようであれば、完全にフィルタできないようです。その際は別の方法があるようですが、結構面倒くさそうです。
      ※リアルタイムレポートには、カスタムフィルターは適用されないということなので、使用時には要注意です。

      上記設定が完了したら「保存」をクリックする。

  7. フィルタ情報登録を確認
  8. フィルタのエントリー情報一覧が表示され、登録情報があることが確認できます。これでフィルタの設定は終了です。


新しいレポートを確認する

  • 新しいプロファイル「自分からのアクセスを除外」をクリック
  • Google Analyticsにログインし、左サイドのプルダウンメニュー「すべてのアカウント」をクリックすると、「Recent Profiles」の下に先ほど作成したプロファイル「自分からのアクセスを除外」が表示されているので、クリックしてみる。


  • レポート情報を確認
  • Google Analytics「ユーザー サマリー」画面を見ると、レポート情報のないページが表示されます。登録したばかりなので当たり前ですね。しばらく様子を見ていきましょう。


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