2012-10-15

【Google Blogger】ブログを独自ドメインで設定・運用(5/8)

無料のブログサービスGoogleの「Blogger」による独自ドメインでの運用設定も今回で5回目を迎えます。今回は「Step5.GoogleAppsで独自ドメインの所有権を確認する」を記します。Google Appsで登録した独自ドメインの所有権を確認することで、設定したドメインが保護され、所有する組織(ドメイン所有者)だけが登録ドメインを使用してGoogle Appsユーザーアカウントからメールを送信したり、他のサービスにアクセスしたり出来るようになるということです。Gmailその他のサービスを利用するためにはドメインを確認する必要があるということです。なので、確認後にGoogle Appsサービスを有効にすることになります。すごく重要な手続きですね。



STEP5.Google Appsで独自ドメインの所有権を確認する

Google Appsでの独自ドメインの所有権を確認するための手順は、まずGoogle Apps側で「セキュリティトークン」を取得してお名前.comのレンタルDNSレコードに登録します。最後にGoogle Appsで独自ドメインの所有権を出来れば終わりです。以下の手順で設定を行ないましたので参考にしてください。


■Google Appsの設定

  1. Google Appsにログイン

  2. Google Appsのトップページ右上の「ログイン」ボタンをクリックすると、「ドメイン名を入力」というタイトルで、「www.」に続くドメイン名入力ボックスと「サービスを選択」のプルダウンメニューが表示されます。

  3. 「移動」ボタンをクリック

  4. 「お名前.com」で取得したドメイン名を入力し、サービス選択では「ドメイン管理」を選択して「移動」をクリックします。

  5. ユーザー名、パスワードを入力してログイン

  6. Google Appsのアカウント・ログイン画面が表示されるので、Google Appsアカウント作成時に取得したユーザー名、パスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリックします。

  7. 「ドメインを所有していることを確認する」をクリック

  8. Google Appsのダッシュボード画面が表示されたら、「ドメインを所有していることを確認する」をクリックします(Appsの使用を開始する前に、この手順を行なう必要があります)。

  9. 「別の方法」をクリック

  10. 「所有権を確認します」画面が表示されるので、タグメニューの「別の方法」をクリックします。

  11. プロバイダを選択

  12. 「HTMLタグ」「ドメイン名プロバイダ」「Googleアナリティクス」の3つのメニューボタンの中の「ドメイン名プロバイダ」ボタンをオン、「ドメインレジストラまたはプロバイダを選択」のプルダウンメニューで「Onamae.com」を選択します。

  13. レンタルDNSレコードの設定方法を確認

  14. 「お名前.com」のレンタルDNSレコードの設定方法が画面に表示されます。これ以降はこの画面にある手順を実行することになります。「6.」のセキュリティトークンをお名前.comの「レンタルDNSレコード設定」で登録することになるので、この画面はそのままにして、新しいタブで「お名前.com」の「ドメインNavi」にログインします。

■「お名前.com」でDNS設定

  1. 「レンタルDNSレコード設定」をクリック

  2. 「ドメインNavi」画面が表示されたら上部メニューの中から「ドメイン設定」をクリックして、「ドメイン設定」ページへ行きます。「ドメイン設定」画面で表示されたメニューの中から「ネームサーバーの設定」欄にある「レンタルDNSレコード設定」をクリックします。

  3. 対象の登録ドメインを選択

  4. レンタルDNSレコード設定画面が表示されます。Google Appsに登録したドメインのラジオボタンをオンにして、「入力画面へ進む」をクリックします。

  5. 対象の登録ドメインを選択

  6. レンタルDNSレコード設定の画面が表示されたら、ページ中ほどに情報登録の入力欄があります。ここに先ほどのGoogle Appsの設定方法表示画面にあったセキュリティトークンを貼り付けます。「ホスト名」は空欄のまま、「TYPE」メニューで「TXT]を選択、「VALUE」にセキュリティトークンをコピーしてきて貼り付けます。「状態」が「有効」になっていることを確認して「追加」ボタンをクリックします。

  7. セキュリティトークンの登録確認

  8. 「レコード追加」欄にセキュリティトークンが登録されたことを確認し、「確認画面へ進む」をクリックします。

  9. 情報を確認、「設定」ボタンをクリック

  10. 表示情報を確認し、下にある「設定する」ボタンをクリックすると設定情報の登録が開始されます。

  11. 「完了」画面が表示されて終了

  12. これで「お名前.com」で取得した独自ドメインのレンタルDNSレコードへのGoogle Appsのセキュリティトークンの登録が完了しました。

■Google Appsに戻って独自ドメインの所有権確認

最後にGoogle AppsのレンタルDNSレコードの設定方法表示画面に戻って「確認」ボタンを押せば、「所有権の確認」作業は終了です。
  1. 「確認」ボタンをクリック

  2. Google Appsの独自ドメインの所有権確認画面に戻ります。画面下の「確認」ボタンをクリックします。

  3. 「確認されました」メッセージ表示で設定終了

  4. 「■■■.■の所有権が確認されました。」メッセージが表示されたら無事終了です。
これで設定したドメインが保護され、所有する組織(ドメイン所有者)だけが登録ドメインを使用してGoogle Appsユーザーアカウントからメールを送信したり、他のサービスにアクセスしたり出来るようになる。試しにGoogle Appsのユーザ登録をした際に取得した独自ドメインのメールアドレス宛にメールを送った後に、Google Apps for Businessトップ右上の「ログイン」をクリックしてみましょう。ドメイン名を入力、サービスは「メール」を選択して「移動」ボタンをクリックします。アカウントログイン画面が表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリックします。先に出したメールが届いていればOKです。

ここではまだBloggerと独自ドメインが繋がっていないので、次回はいよいよBloggerを独自ドメインで使用出来るようにするための「お名前.com」と「Blogger」の設定を行ないます。まずは、お名前.comにBlogger用のセカンダリDNDの設定、お名前.com側の設定で度々出てきた「レンタルDNSレコード設定」で行ないます。


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