2012-10-13

【Google Blogger】ブログを独自ドメインで設定・運用(4/8)

無料のブログ「Google Blogger」による独自ドメインでの運用設定は、過去3回のステップでBlogger、独自ドメイン、そしてGoogle Appsと、今回利用するサービスの各々の設定が終了しました。いわば、登場人物が全て揃ったということになります。今回からは3人の役どころを台本に合わせてリンクさせる作業です。これまででGoogle Appsアカウント登録・設定で、使用ドメイン名と管理者ID登録時のユーザー名を組み合わせた独自ドメインによるメールアドレスを取得しました。

今回のLGPブログは、お名前.comの独自ドメイン側にレンタルDNSレコードにGoogle メール サーバー設定MX レコード(Mail Exchange)を設定します。独自ドメイン側のメールフローをGoogle Appsアカウントへ転送するため設定です。これによって前回せっかく生成された独自ドメインのメールアドレスによるメールのやり取りが可能になります。

無料ブログ「Google Blogger」を独自ドメインでの運用が今回のシリーズのメインテーマですが、ちょっと寄り道をして、独自ドメインによるメールアカウントが利用できるようにしましょう。この設定が終わると独自ドメインによるWebメール(Gmail)の利用が可能になります。


STEP4.独自ドメインのメールアドレスでWebメール(Gmail)を利用する


  1. Gmailサービスの設定確認

  2. ログインするとGoogle Appsの管理者用コントロールページのダッシュボードが表示されます。「組織とユーザー」「サービス」のページを開きます。「Gmail」のサービスが「オン」になっているか確認します。「オフ」だったら「オン」に設定して「変更を保存」します。

  3. 「MX レコード」を確認
  4. TYPE VALUE 優先
    MX ASPMX.L.GOOGLE.COM (上記で設定済み) 10
    MX ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM. 20
    MX ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM. 20
    MX ASPMX2.GOOGLEMAIL.COM. 30
    MX ASPMX3.GOOGLEMAIL.COM. 30
    MX ASPMX4.GOOGLEMAIL.COM. 30
    MX ASPMX5.GOOGLEMAIL.COM. 30

    Google Appsの管理者用ヘルプセンターの「MX レコードの設定: お名前.com」ページでMXレコード(Mail Exchange)を調べます。「MX レコードの設定: お名前.com」ページはヘルプセンター検索で検索すると見つけることが出来ます。そこに登録の手順も同時に書いてあるので、ページを開いたままにします。

  5. 「お名前.com」にログイン

  6. お名前.comに利用サービスを「ドメインNavi」でログインします。前項で開いたGoogle Apps管理者用ヘルプセンターの「MX レコードの設定: お名前.com」とは別の新しいタブで開きます(登録時に参照できるので)。

  7. 「レンタルDNSレコード設定」をクリック

  8. 「ドメインNavi」画面が表示されたらグローバルメニュー「ドメイン設定」をクリックします。「ドメイン設定」画面が表示されるので、「ネームサーバーの設定」欄にある「レンタルDNSレコード設定」をクリックします。

  9. 設定対象のドメインを選択

  10. レンタルDNSレコード設定画面です。Google Appsに登録したドメインのラジオボタンをオンにして「入力画面へ進む」をクリックします。

  11. MX レコード(Mail Exchange)を登録

  12. レンタルDNSレコード設定の画面が表示されたら、ページ中ほどに情報登録の入力欄があるので、「TYPE」「VALUE」「優先」の各項目に、上記2.の「『Google Apps』のお名前.com用MXレコード設定を確認」の一覧に表示されている行ごとの値を各々入力して「追加」ボタンをクリックします。
    7レコードあるので上の行から順番にひとつずつ入力・追加していきます。この際、「ホスト名」は空欄のままで大丈夫です。入力間違い、特に「VALUE」欄に入れる文字列は最後に「.」(ピリオド)が付いているので入力し忘れないように注意が必要です。

  13. 「ネームサーバ設定確認」にチェック

  14. 7つのレコード項目を全て入力したら、「レンタルDNSレコード設定用ネームサーバー設定確認」にチェックを入れて「確認画面へ進む」をクリックします。

  15. 設定情報を確認

  16. レンタルDNSレコード設定状況画面です。7つの設定情報が全て正しく表示されたことを確認し、「設定する」をクリックします。

  17. 「完了」画面が表示されて終了

  18. これでWebメール(Gmail)の設定は無事終了です。今回はBloggerの独自ドメイン設定ではなく、Webメール(Gmail)の設定を行ないました。この作業によってWebメールを独自ドメインによるメールアドレスで受け取れるようになりました。試しにGoogle Appsにログインしてメールページを開いて見ましょう。


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